正社員は早番・遅番、パートは「10時から15時」。働き方の違う人が同じお店にいると、シフト表は2種類の書き方が混ざります。パートの時間を後から差し込むと、人数の数え直しが毎回発生するのが、パートの多いお店のシフトが重くなる理由です。順番を逆にして、時間で入る人を先に置けば、残りの組み方はかなり単純になります。
POINTこの記事のポイント
- パートの勤務時間を先に置き、その人数を差し引いてから正社員の早番・遅番と休みを組む
- パートは「時間で入る人」として、早番・遅番の枠とは別に数える
- 時給制でも早番・遅番で働く人は、パートとして扱わないほうが組みやすい
- 週の労働時間が20時間前後の人は、週ごとに時間を見ておく
01.パートが多いお店のシフトが重くなる理由
- パートは日ごとに入れる時間が違い、早番・遅番の枠にそのまま当てはまらない
- 扶養や家庭の事情で、週や月に働ける時間に上限がある人が多い
- 正社員の休みを決めてからパートの時間を差し込むと、人数を数え直すことになる
- 週の労働時間によっては、社会保険の扱いが変わる人がいる
どれも、パートの時間が最後に決まることから起きています。
02.時間で入る人を先に置く
- 1
パートの勤務できる日と時間を先に集める
パートの人は「何曜日の何時から何時なら入れる」がはっきりしていることが多いので、先に入れてもらいます。
- 2
その日のパートの人数を、1日の必要人数から差し引く
パートが2人入る日は、正社員が2人少なくても回ります。その分、正社員の休みを置きやすくなります。
- 3
残りを正社員の早番・遅番と休みで埋める
ここは通常の組み方と同じです。足りない時間帯だけを、正社員の早番・遅番で埋めます。
この順番だと、パートが多い日は正社員が休みやすく、パートが少ない日は正社員が厚く入る、という自然な形になります。
03.「パート」として扱う人を決める
ここで言うパートは、雇用形態ではなくシフトの組み方の区分です。時給で働いていても、毎日早番か遅番として入る人は、早番・遅番の枠で組んだほうが扱いやすくなります。時間で入る人だけをパートとして分けると、早番・遅番の人数とパートの時間を混ぜずに数えられます。
04.週の時間は週ごとに見る
パートの人は、週に働ける時間の上限を持っていることがあります。また、週の所定労働時間が20時間を超えるかどうかで、社会保険の扱いが変わる人もいます。月の合計だけを見ていると、ある週だけ20時間を超えている、といったことに気づけません。
制度の詳しい内容はパートと社会保険の記事にまとめています。シフトを組む側としては、20時間の前後にいる人を洗い出し、週ごとの合計を見られるようにしておくのが第一歩です。
注意
05.シフトパズルで組む場合
シフトパズルでは、役職を「パート」にしたスタッフは、早番・遅番の記号ではなく、出勤したい日ごとに開始と終了の時刻を入れます。
- パートの出勤は、その日の最低出勤人数に数える。パートが入る日は、ほかのスタッフが休みやすくなる
- パートは公休の割り当てと自動穴埋めの対象外。時間は本人か管理者が入れる
- 「パートの上限人数(1日)」で、1日に入れるパートの人数に上限を付けられる
- スタンダードプラン以上では「週20時間ラインのアラート」で、週ごとの予定労働時間が20時間に達した週・近づいた週がシフト管理の画面に出る(初期状態はオフ)
注意
06.まとめ
パートの多いお店のシフトは、パートの時間を最後に差し込むと重くなります。時間で入る人を先に置き、その人数を差し引いてから残りを組む。パートとして扱う人を「時間で入る人」に絞り、週の時間は週ごとに見る。この3つで、数え直しの往復はほとんど消えます。正社員の組み方は早番・遅番のシフトの組み方と出勤と休みだけで組むお店のシフトで扱っています。
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シフトパズル編集部
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