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1日の人数は足りているのに、夕方になると人がいない。早番・遅番で組むシフトでよく起きるのは、この「合計は合っているのに、時間帯で足りない」という崩れ方です。早番に人が寄った日、閉店まで残れる人が新人だけの日、遅番の翌日に早番が続く人。どれも1日の合計人数だけを見ていると見落とします。組む前に何を決めておけば防げるのかを、順番に整理します。
POINTこの記事のポイント
- 早番・遅番は、1日の合計とは別に時間帯ごとの必要人数を決める
- 開け閉めやレジ締めを任せられる人を、時間帯ごとに毎日置く
- 早番・遅番の偏りと連勤は、一人ずつ数えて上限を決める
- 終日(通し)の人をどちらの人数に数えるかを、先に決めておく
01.早番・遅番のシフトで崩れやすい3つの点
- 1日の合計人数は足りていても、早番か遅番のどちらかが足りない
- 開店・閉店の作業(鍵、レジ締め)を任せられる人がいない時間帯ができる
- 早番ばかり・遅番ばかりの人ができる。遅番の翌日に早番が入り、休む時間が短くなる
3つとも、1日の合計人数を数えるだけでは見えません。早番・遅番で組むなら、時間帯を1つの単位として数える必要があります。
02.時間帯ごとに必要人数を決める
まず、早番と遅番それぞれに何人いれば回るかを決めます。忙しい時間帯が夕方に寄るお店なら遅番を厚く、朝の仕込みや開店準備が重いお店なら早番を厚くします。平日と土日で違うなら、多いほうに合わせて決め、少ない日は手で減らすほうが崩れにくくなります。
決めた人数は「1日の最低人数」と別に持っておきます。早番2人・遅番2人で1日4人が最低、のように両方を書いておくと、合計は4人いるのに早番が1人しかいない日を、組む段階で見つけられます。
03.開け閉めを任せられる人を毎日置く
人数が足りていても、鍵を開けられる人やレジを締められる人がいなければ店は回りません。この条件は人数とは別に、時間帯ごとに「任せられる人が何人いるか」で数えます。早番に1人、遅番に1人が最低ラインになるお店が多いはずです。
任せられる人が少ないと、その人たちの休みが取りにくくなります。休み希望が同じ日に重なりやすいなら、任せられる人を増やす(教える)ほうが、組み方を工夫するより早く解決します。
04.早番・遅番の偏りと連勤を数える
希望を優先して組むと、早番を好む人と遅番を好む人の差がそのまま出ます。本人が望んでいるなら問題ありませんが、希望を出さない人に残りが寄ると不満になります。一人ずつ「早番何日・遅番何日」を数え、月ごとに並べて見てください。
連勤は「何日まで続けて出勤してよいか」を数字で決めます。上限を決めておけば、組んだあとに見直すのではなく、組む段階で超えないようにできます。遅番の翌日の早番は、勤務の間隔が短くなるので、確定する前に目で確かめておくと安心です。
05.終日(通し)をどう扱うか
早番・遅番の両方の時間帯にいる「終日(通し)」の人がいるお店は、その人を早番・遅番どちらの人数に数えるかを先に決めておきます。両方に数えると人数は足りて見えますが、休憩の時間帯に穴が開くことがあります。どちらにも数えないなら、早番・遅番の必要人数とは別に、終日の人を足して考えます。
MEMO
06.シフトパズルで組む場合
ここまでの条件は、シフトパズルの「シフトルール設定」でそのまま数字にできます。
- 早番に必要な人数・遅番に必要な人数(1日)
- 早番・遅番それぞれに確保するレジ担当の人数
- 連続勤務の上限(1人あたり)
- 早番・遅番を希望できる日数(1人あたり・月間)
- 土日・祝日に休める最大日数(役職ごと)
設定したら、スタッフの希望を先に置き、空いているマスをボタン1つで埋めます。月の出勤日数が少ない人から順に割り当てるので、特定の人に寄りにくくなります。守れなかった条件は注意として一覧に出るので、そこだけを手で直します。表の記号は「早・遅・終」が既定で、会社ごとに好きな字に変えられます。
07.まとめ
早番・遅番のシフトが崩れるのは、1日の合計だけを見ているときです。時間帯ごとの必要人数、任せられる人、早番・遅番の偏りと連勤。この3つを組む前に数字にしておくと、「合計は合っているのに夕方に人がいない」日は組む段階で見つかります。全員が開店から閉店まで通しで働くお店なら、出勤と休みだけで組む方法のほうが合っています。
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シフトパズル編集部
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